「コロナワクチンうちますか?」という問いに対して
患者さんから時々「先生はコロナのワクチンうちますか?」と聞かれるので、その答えを。
はい、もちろんうちます。
というか、うたない理由がありません。
有効性に関しては、あちこちに出ているのでここでは略します。
副作用が怖くないわけではありませんが、
一時的な発熱や倦怠感などではなく、「起きたら困る副作用」はただひとつ「アナフィラキシー」です。
アナフィラキシーの結果、重篤な後遺症を残す危険があります。
「アナフィラキシーを介さず重篤な後遺症が残る」というのは現実的ではありません。
COVID19ワクチンによるアナフィラキシーの頻度は1/10万くらい。
インフルエンザワクチンだと1/100万ですから、それに比べると多いような気がしますが
実は抗生剤でも1/5000人ですから、それに比べればずっと低いリスクです。
さらに、アナフィラキシ―を起こしたら即アウトかというともちろんそうではなく
回復して後遺症を残さないケースも数多くあります。
これに対して、COVID19にかかって苦しい思いをしたり、人にうつして迷惑をかけたり
生命を落としたり、辛い後遺症が残るリスクは、どのくらいでしょう。
こちらは数値で表せるものではありませんが、少なくとも1/10万よりははるかに高いのではないかと思うのです。
年齢がもう30歳くらい若かったら考えも違ったかも知れませんが
現実にはアラフィフですから、相応の危機感を持っています。
早くワクチンをうって、グリーンゾーンに逃げ込みたいというのが本音です。
ここ1年間、外食に行っていません。食いしん坊には辛い日々です。
美容院にも1年間行っていないので、髪も伸び放題です。
ワクチン2回接種したら、外食に行って思いっきり好きなものを食べて
美容院にも行ってさっぱりしてこようと、今から楽しみにしています。