ぐるぐる思考の止め方
「あの時、あんなことしなきゃよかった・・・」
「先輩にきついこと言われちゃった。もしかして私のこと嫌いなのかも」
「ぜんぜん目標が達成できなかった。私ってなんてダメなんだろう・・・」
こんなネガティブな思考がいつまでもいつまでも頭の中をめぐって
やめたいのにやめられなくて困ったことはありませんか。
これを「反芻思考」と言います。
反芻思考はただ辛いだけではなく
気分を落ち込ませ、うつ病につながることもあります。
反芻思考が頭をめぐって離れてくれない時に
私がやっている方法を紹介します。
1 身体を動かす
姿勢を変える、動く、移動する、手をぐーぱーする
頬を思い切り膨らまして目をきつく閉じる、などです。
職場や電車の中でもできます。
2 反芻思考をアウトプットする
紙に書く、PCに打ち込む、スマホに書き込むなどです。
整理すると案外少ない種類の思考にとらわれていることがわかります。
3 歌を歌う
これは効果的です。
昭和生まれなので、滝廉太郎の「花」かジュリーの歌です(笑)
4 ストップの呪文を唱える
私の呪文は「ありがとう!」です。心の中でつぶやくのでもOKです。
脳は「ちょっと待ってよ、何がありがとうなのよ?」と言うかも知れませんが
繰り返していると、力を発揮します。
他に「よし、いいぞ!」「なるようになる~」「さ、かーえろっと」などもいいそうです。
5 首を90度曲げて空を見上げる
外にいる時限定ですが、視界が全部空になると、結構気分が変わります。
6 マインドフルネス瞑想
簡単に言うと、「今、この時の自分に全集中をかける」というやり方です。
反芻思考が浮かんで来たら「ああ、反芻思考が浮かんできた」と認識するだけで
意味の評価もしなければ、原因追及も対策も考えません。
思考というのは「浮かんでは流れていくもの」、雲に似ていますね。
青い空にちぎれ雲が浮かんでいて、そこに「反芻思考」が乗っている光景を想像します。
「ああ、そうそう、この内容。そして流れて行くんだ」と捉えて
流れて消えて行くのを待つだけです。
清流に浮かんだ笹の小舟が流れる光景でもいいそうです。