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院長ブログ

10連休中の診察について

病棟勤務医時代、休日に回診するのが好きでした。

平日と違って外来も手術もないので、時間的に余裕があります。

患者さんたちも同じで、平日のような治療や検査がないので、やはり時間があります。

回診に行くと、いつもより時間のある者同士、たっぷりお話できるのです。

こころと身体の具合のことだけではなく

ご家族のことや、趣味の話

学生時代の話や好きな食べ物の話

病棟内の噂話から恋愛相談まで(笑)

なんでも話せるのは、休日の回診でした。

 

ブラック研修医出身ですので、24時間病院から離れることはできませんでした。

患者さんに安心してほしいし

急変があったら自分で対応したい

ちょっとしたことでも「宮田先生が来るまで待とう」なんて遠慮しないでほしい

時間のある時に全カルテを見直したい

暇そうにしてると看護師さんたちも話やすいかも。

そんな思いでした。

 

こういう部分て、いくつになっても変わらないんですよね。

お休みの日に診療したいので、10連休中は診療日を設けます。

430日と52日は、通常通り診療します。

通院中の患者さんたちに「10連休中、何かあってもかかれる」と安心してほしい。

急な腹痛や不正出血、かゆみ、緊急避妊などの婦人科診療や

蕁麻疹ややけど、かぶれ、帯状疱疹など突発的な皮膚疾患に対応したい。

うっかりピルなどいつものお薬がなくなってしまう、などありがちなトラブルを助けたい。

そして、いつもよりゆっくりとお話がしたい(笑)

早いお話、「心配で10日も休めない」が本音です~