今までビアガーデンというと、本郷と後楽園くらいしか行ったことがありませんでした。

大学院生時代が主でしたので、学生のノリで大勢で行って

解放感を全開で浴びながらわあわあ騒いでビールを飲むもの、という認識でした。

思えばひんしゅくな話ですが、他のお客さんもあんまり変わらない感じでした。

この年齢になって行く、日本橋のビアガーデンは全く別のものでした。

紳士・淑女ばかりで、皆さん静かに風とビールを楽しんでいました。

今まで「ビールなんてどこで飲んでも同じ」と思っていましたが

大間違いでしたね。

夏の夜、風を感じながら飲むキンキンに冷えたビールは

今まで飲んでいたものとは、別物です。

「ビアをガーデンで楽しむ」という

当たり前のビアガーデンの醍醐味を、初めて味わいました。

——–日本橋の空——–

見上げて撮りました