どうして雨の日のことを天気が「悪い」って言うんだろう?
子供の頃、どうして雨の日のことを天気が「悪い」って言うんだろう、と
不思議に思っていました。
雨の日限定のいいことが、結構あったと思うのです。
フランスのおみやげにもらった、おしゃれな傘がさせました。
女の子にはたまりませんでした。
「雨が降ると、冬に食べるりんごやみかんが美味しくなるのよ」と母が言うので
美味しいりんごやみかんを想像してわくわくしていました。
6月は「農作物優先月」なのだそうで。
近くのパン屋さんが「雨の日サービス」をするので
パンをいつもよりたくさん買ってもらえるのが楽しみでした。
校庭で遊べないので、みんな教室でトランプゲームをしてました。
当時流行ったのは「スピード」、クラスで一番早い子っていませんでしたか?
わたし、あれでした。
今でも早いので、挑戦はいつでも受けますよ(笑)
プールの授業が休みになりやすいので、雨だと「やった」と思いました。
泳ぐのは大好きだけれど、今頃の時期のプール授業って寒いんですよね。
身体が小さかったので、真っ先に唇を紫色にしてはプールから引き揚げられていました。
雨だと犬が退屈そうにしているので、一緒に小屋に入ると歓迎してくれました。
犬小屋が大きかったのか、私が小さかったのか、今となってはわかりませんが
小屋に入れたんです。
今でも雨の日限定のいいこと、結構ありそうですね。