1. ホーム
  2.  >
  3.  院長ブログ
  4.  > 海で溺れた

Blog

院長ブログ

海で溺れた

もの心ついた時には歩けたのと同じように

気がついた時には普通に泳げました。

実家から自転車で10分のところに鵠沼海岸があるので

毎年今頃の季節になると、観光客が少なくすいている時間を狙って

海に行っていました。

猿の子がひょいひょい木に登るのと同じように

小さな身体ですいすい泳いでいました。

もちろん速いわけでもフォームがきれいなわけでもありませんが

1時間くらいは平気で海に浮いていました。

 

それでも、溺れたことがあります。

9歳の時です。

遠浅の海岸で、沖に向かって歩いていたら

突然深みがあって、踏み外しました。

浮けばよいのに一瞬でパニックになり、もがいてしまいました。

海の水って、すんごく辛いんですよね。

たくさん海水を飲んでますます苦しくなって

「こわい、くるしい」となす術なくもがいていたら

近くにいたサーファーさんが、助けてくれました。

確か抱き上げられて、砂浜に横たえられたのだと思います。

げほげほと水を吐いて、少し楽になったところで

サーファーさんにお礼を言おうと思ったら

既に姿はありませんでした。

サーファーさん、ありがとうございました。

 

ちなみに溺れた時にもがくのは当然ダメで

浮いて待て」だそうです。