バレンタインデーですね
今はすっかり「チョコレートの日」となったバレンタインデーですが
私が子供の頃は、まだそうでもありませんでした。
なんの日だったかと言うと(最近の若い人は知らないのでは?)
「普段は、愛の告白は男性からしかできないものだけれど
チョコレートを贈りながら女性から告白できる、一年一度の日」だったのです。
なので、誰にあげるのか、どんなチョコレートを選ぶのかで
同級生たちは大騒ぎでした。
なけなしのお小遣いで一念チョコを買う人もいれば
熱心に手作りチョコを練習する人もいました。
しかし、私自身にはそういう普通の思い出はなく
後輩の女の子からチョコレートをもらってしまう、当時はめずらしい存在でした。
ま、ミニ体育会みたいな軟式テニス部で熱血テニス部員だったし
ショートカットで真っ黒に日焼けして、時々男の子と間違えられましたから。
男の子と間違えられる、というレベルならまだいいのですが
ある日、他校の男子学生に、すれ違いざまに
「うあ、女みたい」
と言われたことがあり。。。
人生最低の罵倒の言葉でしたね、あれは。
さ、今日は美味しいチョコでも買って帰ろうかな。